第2部「子どもに伝える地球」
講師:海野和三郎 天文学者/東京大学名誉教授
今年の夏はなぜ暑かったのか? から始まり、地球はどうやって気温を調整しているのか? 太陽エネルギーで地面は何度まで上げられるのか? 海の中に透過した太陽エネルギーはどこへゆくのか? ソルト・フィンガー(塩の指)や北極海の役割、太陽光発電、太陽熱発電、地熱海洋発電の重要性などを、講義しました。
海野氏の講座は、地球の自然を知るうえでの基礎の基礎といえるものでした。現在の日本の義務教育にはない、高校でも理系進学者のみの科目でしか扱わない内容でした。理科教育に関する一つの問題が再認識されました。
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